phase-23

あとがき
さてやっとこさこの"Change The World"も終えることが出来ました。
途中・・・まぁ色々とあってこの話は非常に難産でしたがw

一度はやってみたいという「記憶喪失ネタ」です。
うーん、タカさんに今回完全に記憶を無くしてもらいましたがその分ユウジさんを苦しめてしまったなーと。
ま、でもホラ、終わりよければすべて良しって言うじゃないですか!w

今回記憶喪失ネタ・・・全生活史健忘というものを扱うに当たって症状について色々調べてみました。
wikiによると、


全生活史健忘(Generalized Amnesia)

発症以前の出生以来すべての自分に関する記憶が思い出せない(逆向性・全健忘)状態。自分の名前さえもわからず、「ここはどこ?私は誰?」という一般的に記憶喪失と呼ばれる状態である。「記憶喪失」と同視されている。障害されるのは主に自分に関する記憶であり、社会的なエピソードは覚えていることもある。

多くは心因性。まれに、頭部外傷をきっかけとして発症することがある。発症後、記憶は次第に戻ってくることが多い。治療としては、催眠療法で想起を促すことなどが行われる。


とあります。
今回は稀なケースだったということです。
また、全生活史健忘になったことがあるという方のblogも参考にさせていただきました。
参考というのかどうかは解りませんが、私自身全生活史健忘というのになった事がありませんので一体どのような状態なのか、等です。
そのblogの内容は非常に重かったです・・・。
なので大幅に話の筋を変えました。
やはり経験された方には非常に困難な状況が続くと思い、軽々しく扱えないなーと思いまして。

今回のテーマは復讐でしたが、沙耶ちゃんはホンットーに悩みました。
どう描写しようかetc
直接的な表現は避けたいと思ったけれども、やはり自死のきっかけは作らないと・・・ということで残忍な設定にしてしまいました。

性犯罪を扱うのもまた難しいと思いつつ、やっぱやり逃げってサイテーって思います。
現在は徐々に被害者の人権保護のために色々されていますけど、被害者の方々は辛いですよね。
もうアレ、そういう事した男はマジで切ってしまえって思いますよヽ(`Д´)ノ プンプン!!

ただ、軽い気持ちでこういう設定にしたわけではありませんのでそこのところはご理解ください。


ユウジさんに打たれた毒物ですが、テトロドトキシンの症状に似た何か、です。
致死量が口径接種で1mg-2mgということだったので0.2mg-0.3mg程度を・・・と考えました。
私が通っていた塾の講師がフグを食べた際に「毒に近いところが一番ウマい!」とガツガツ食べたら翌日動けなくなってた、なんて話も聞いたことあったので。
あまり毒物には詳しくないのですが様々なサイトを参考にして「胸が苦しくなる・息苦しくなる」という症状でメジャーな物ってなんだろうってなった際にテトロドトキシンが候補に挙がったのでそのまま採用しました。
致死量に満たなく、適正な処置をすれば助かる・・・と思ったので・・・。
まあでもこの辺はグレーにして置いてくださいw

それと結構その、病院のシーン書いていますが病室でタバコはNGですからね!w
80年代って結構アバウトな面とかあったと思いますが現代だと病室内はもちろん院内すらダメって病院も増えましたね。
喫煙者にとっては結構肩身が狭いのが現状です・・・。
止められれば楽なんですけどねー!
SさんもTさんも既に禁煙成功しておりますが私は意思が弱くてorz
でも喫煙シーンって結構間を持たせたりとか、結構重要なアイテムだと思うんですね。
お2人共喫煙シーンカッコいいですし。
最近のドラマやアニメは喫煙?禁煙協会からのクレームも多いみたいですね。
いや、ドラマ内くらいええやないか・・・と思ってしまいます。

ただし!実際に煙草を吸っていいのは20歳から!ですから!!
お酒も20歳になってから!
でも中高生とかには大人びたアイテムなんでしょうかね。
結構Twitter等で悪さ自慢とかで飲酒喫煙が発見される事も多いですし・・・。
そんなもの自慢にならないんだよ!と声を大にして言いたいデス。
ココアシガレットと子供ビールにしておきなさい!w

ちなみに私は全くの下戸デス・・・お酒飲みたいんだけどなぁー。
グラス一杯のビールで顔真っ赤になってしまいますorz
ウコン系飲料飲むとまあまあではありますが飲めますが、飲み会自体あまり出ないし、友人との飲み会でも運転手やったりするので基本飲めません。
でも飲み会は雰囲気が楽しいので好きですよ(*´∀`*)

題名であるChange The Worldですがトミー・シムズ、ゴードン・ケネディ、ウェイン・カークパトリックが制作した曲で、オリジナルはワイノナ・ジャッド。彼女が1996年2月にリリースしたアルバム『Revelations』に収録されましたがシングルカットはされませんでした。
1996年に制作された映画「フェノンミナン(Phenomenon)」のテーマソングで、エリック・クラプトンが歌った事で私には印象深い曲になりました。
映画の内容が凄く良かったのと、やはり曲自体も素晴らしかったですし。
その後色々なアーティストにカヴァーされましたが佐藤竹善さんとCharさんが共演で歌ったヴァージョンが一番好きになってますw




映画「フェノミナン」も結構オススメな一本です。

さて長編も終わったことですし、これからはまだ書きかけですが中編で2人の過去の事を色々と書いていこうと思います。
長編また書きたいですし。
・・・でもこの話、本来中編にする予定だったんですが書き直しを繰り返してこんなに長くなってしまいました・・・。
ま、そういう事もありますよね?w


ご愛読ありがとうございました!